水槽オーダー

新築時にご相談も受けます。

ご相談からご注文まで

新築の図面が出来た時からご相談にあずかります。
CADや、デジタルカメラ、Photoshop等使用します。
今は、便利になって、写真もスマホで撮って共有ソフトにアップして簡単にパソコンで使う事ができます。
当ショップも丁寧な仕事と、迅速化を図るために、使用する機材の主なものや、配管部材、キャビネットは細部寸法も測ってCADで図面化して登録してあるので内部の機材の配置は、マウスで運べば実寸どうりの設計ができます。

お客様へのプレゼン。
パース図面

パース

下の写真が実際に施工した水槽です。
L型水槽にキューブ水槽がもう一台繋がっています。(白いキャビネットの扉の上)
沢山の水流ポンプで、時間的に水流や、波の方向を変えたり、給餌する時等にも変えられるようになっています。
L型水槽の一番の特徴は、設置場所によって外側から観賞できる様に設置するのと、内側から観賞する様に設置するのとは、水槽の長さや、形状が違い、見て実際に感じる感覚は全く別物で、通常の長方形の水槽や円形の水槽で受ける感じとは全く異なり、とても奥の深い味わいのある水槽です。
これは、内側から観賞するよう設置した例です。
もう一つ、外側から観賞するタイプを右下の写真でお見せします。

パース

水草水槽を、提案した時の絵です。
長方形の普通の形の水槽です。

パース

介護事業所にプレゼンしたときの絵です。

パース

これは、L型水槽を外側からぐるっと廻って観賞する様に設置しました。

介平面図と側面図

介平面図と側面図で、改良途中の図面の一部です。
水槽の下の濾過の図面はこの図面にはありません。

外部フィルターのオーバーフロー装置制作
これは、介護事業所の水槽で、外部フィルターで水草水槽ですが、前と後ろから見られるので給排水のパイプを外に出せない訳もあって、オーバーフロー式にして、装置はここの為に開発、制作しました。CO2を使用するので普通のオーバーフローでは水草に向いていないのと、場所柄もあり、オーバーフロー濾過槽から水が溢れたりのトラブルは許されないので、安全第一に考えてあります。もう8年になりますが、ノントラブルです。
水替え時も、万一忘れても1/3の水量を残して、それ以上は排水しないようになっています。

L型の水槽に、1個別の水槽も連結、それぞれの水槽に濾過設備と、別室に全体の濾過も設けています。水替えも、バルブ操作一つ。うっかりバルブを閉め忘れても1/3の海水は残るようになっています。全面の扉は、大理石模様のケンドン式です。

これが全体の濾過設備です。殺菌灯2基、カルシュウムリアクター、プロテンスキマー等備えています。クーラーは屋外に設置しています。

全部濾過室関係の操作盤です。

これは別なL型水槽です。
これは、2代めで、最初は海水だったので、古くなってあちこちが塩ダレや、さびで痛んできたので、新しいのに作り換えて頂きました。

事務所の中で、背面は大きな柱、入り口は広くないので、どうしたら目的の場所に入るかシミュレーションを図面を元に、水槽の模型を作り入れ方を検討しました。
又一番注意した点は、柱をはさんで2方向に少しずつ勾配がついていて、8本のアジャスターの長さを全部違えなければならない点です。

あらかじめアジャスターの当たる床8点を測定して、レベルを出し、8本のそれぞれが基準点から幾ら上がっているのか、下がっているのかを計算して、事前にぞれぞれネジの長さを調整してから輸送、搬入しました。
設置したら一発無調整でOKだったので、とても感動してしまいました。当たり前の事ですが。

実はこれには初代L字型水槽を設置した時に床は平らになっていると思いこんで、据え付けてしまってから結構、調整に手間取った経験があったからです。これにもアジャスターを付けていたのですが、床との間の隙間が少なく、スパナが二本いれるのがやっと、ましてや、奥側のネジは手が入りにくく、なかなか思うように調節できないというので時間ばかり掛かり苦労した思い出があったのです。

教訓・・・・水槽は絶対の水準器です。誰が見ても、傾きが分ります。
水は、不完全な配管接続もゆるしてくれません。ていねいに確実にやるしかないのです。
どこかの接続に一箇所でも接着剤など忘れたら、大変です。
直すのだけでも、3倍手間がかかります。
だから、設置が完了して水を張って動かすまではかなりなプレッシャーがかかります。